予算案を大幅に修正
セーフティネットを壊してはならない
弱者への施策こそ政治の基本
はんだ實の所属する民主党・無所属ネット議員団は2月定例会で、橋下知事らに、「弱者への施策こそが政治の基本だ。財政再建にこだわり、厳しい社会経済環境のもとで懸命に暮らす人達の生活を壊してはならない」と、本会議や委員会の質問で主張し、予算案の修正などを実現しました。
医療費助成制度は現行のままで
現行の福祉医療助成制度(下表)では、障がい者や一人親家庭などの自己負担額は1回500円ですが、橋下知事は「制度を安定的に継続していくため、今年度からあと300円のご負担をお願いしたい」として、1回800円に引き上げる予算案などを議会に提出しました。
これに対して障がい者団体を始めとする多くの人達から、「現行制度の堅持」を求める要望が出され、はんだ議員らは「セーフティネットとしての
福祉医療助成制度を考えれば、府民の理解を得られない」と、知事に厳しく指摘し、現行制度(下表)維持を実現しました。
この件では昨年、橋下知事が市町村長らに、「窓口での1割負担をお願いしたい」と要請し、具体的な事務を執行している市町村長から、「窓口は大混乱に陥り費用も膨大で、財政再建とは逆行する。絶対に認められない」と総スカンで、知事がTVカメラの前で涙を流す場面もありました。
小規模事業経営支援でも
福祉医療費問題と同様に予算修正となったのが「小規模事業経営支援事業」の補助金です。これは商工会議所などが中小
零細企業の相談や経営指導を行い、企業活動を元気にさせるものですが、知事は「相談件数に対する補助コストが高すぎる、人件費補助にもなってい
る」などと、昨年度から補助金の削減を打ち出してきました。
はんだ實ら民主議員団は「厳しい経済環境の下で、ますます重要性を増す事業であるのに、今年度20%も削減するのは大問題だ。さらに経営相
談と金融支援はセットのもので、どちらが欠けてもダメになる。貸し渋りや貸し剥がしなどの厳しい状況下の中小零細企業のため、予算を復活せよ」と求め、20%カットを15%にまで圧縮させることができました。
現行制度の概要
医療費の自己負担の一部を助成する
ことで、経済的負担を軽減し、医療を受けやすくする制度。
<対象者>
- 重度障がい者(1、2級の身障手帳所持者等) 6.7 万人
- 老人(高齢障がい者等) 10.0 万人
- ひとり親家庭(18 歳年度末までの子と親 20.5 万人
- 乳幼児(入院:就学前、通院:3 歳未満) 20.4 万人